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簡単手打ちうどんとライスサラダ

国産の地粉を使ってうどんを打ってみました。意外と短時間で簡単にできますし、何といっても粉がおいしいんですよね。少々不揃いでも、かたまりになっちゃってても、ともかくおいしい。お出汁も動物性の材料は使っていないのですが、皆さん「すごいおいしい!」「塩と醤油だけですよね!?」と驚いてくださいました。

粒食も必要かな、と思い、もう一品は緑レンズ豆入のライスサラダにしました。夏らしく、レモンと梅酢でさっぱりした味わいにして、パセリをたっぷり加えました。キュウリや玉ねぎ、人参も入って、これだけで栄養満点です。

レンズ豆を事前に茹でておいてくれていて、煮汁がけっこう残ってしまったので、急遽寒天で固めて、でっち羊羹風に仕上げてみました。玄米甘酒をトッピングすると、本当に水ようかんみたいになりました。

生徒さんが持ってきてくださったえごまの葉はてんぷらにして頂きました。

小麦粉のことを語るとここでは書ききれないほど長くなってしまいますが。。。最近ではグルテンフリーという言葉も結構浸透してきていますし、長生きしたかったら小麦は食べるな、とかね、流行って(流行りではないか(*_*;)ますよね。これには何重にも問題が重なっているのだと思います。栽培中の農薬から、収穫後の農薬、品種改良などなど。。そういう問題を正しく知って、賢く選ぶことが大切かなと思っています。

小麦は日本では昔から、お米の代わりの貴重な穀物源として食べられていますよね。それもパンではなく、うどんとか、おやきとか、日本の風土で育った小麦を日本独自の風土に合った食べ方をしてきた、というところもポイントなのではないかと思っています。温暖湿潤な日本でできる小麦と、乾燥地帯で採れる小麦とでは、性質も調理法もまったく違って進化していますしね。オーブンで焼いて乾燥したパンと、水分を多くして食べるうどんを比べれば、体に与える影響も全然違ってくると思います。

数年前に、天候不良で世界的に小麦不足になったことがありましたが、その時、日本のうどん用に作付けされていた中力タイプの小麦を世界的な需要のある硬質小麦に作付けを変えた、というニュースを見たことがあって(オーストラリアだったと記憶しているのですが)、「あ~、おうどんも嚙み切れないくらい固いの流行ってるけど、あれって硬質小麦で作ってんのかな?日本人の腸には合ってなさそうやな。これからはますます中力のうどんはなくなるんやろな」と思ったのを覚えています。

私たちが食べている、身近にある小麦。安心して口にできるものを選ぶこと。食生活を小麦に依存しないこと(朝パン、昼お好み焼き、夜パスタみたいなメニューね)が大切かなと思います。小麦に依存するって何?と思われるかもしれませんが、中毒にもなりますからね。この話はまた別の機会にします。


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